越前大野・赤大豆

春になって迷いの多い矢田です。
気が付けば、今週には健康診断がやってきます。体重…。

ちょっと遠出して桜を見てきました

当店のまわりでは、さすがに桜の花も散って葉桜になってしまいました。
でも、「京都市の北の方へ行けば、まだ見られるかも…」と思い、自転車で行ってきました。

 

目的地は、常照皇寺(じょうしょうこうじ)さん。
南北朝時代に開かれた禅寺で、京都の北の山を越えた京北町(けいほくちょう)にあります。
静かな場所にあって、とても落ち着けるお寺でした。

 


↑入り口から立派な桜の木がありました

↑こちらは「御車返しの桜」。突然変異で八重と一重を同時に咲かせます

 

せっかく遠出したので、摘草(つみくさ)料理で有名な料理旅館・美山荘さんの前まで足を延ばしてみました。宿泊ではありません、前まで行っただけです。
季節の草花や旬の野菜を使われるとのこと、近くでは実際に料理人さんたちが地面を見ながら草を摘み採っておられました。

 


↑自然がたっぷりの気持ちのいい場所です

赤大豆をご紹介します

このブログで、当店で使っている大豆を紹介してきましたが、残るところ1種類になりました。
今回はその最後の品種、福井県・越前大野産「赤大豆」をご紹介したいと思います。

 


↑外は濃い赤色ですが、中身は黄色です。

 

パッと見、「あずきかな…?」という感じですが、あずきとは別の豆です。
「大豆畑のルビー」とも呼ばれているそうです。確かによく似た濃い赤色をしています。
赤大豆の豆乳で豆腐を作ると、うっすらピンク色になります。

 


↑写真は赤大豆のおぼろ豆腐[※店頭・百貨店催事での販売になります]

 

こちらも「さとういらず」大豆と同じく、福井県・越前大野で、農家さんの間だけで作られてきた大豆です。
当店は「アロサール菖蒲池」の皆さんが栽培した赤大豆を使っています。

 

やさしい甘みが特徴です

赤大豆の味の特徴は、ズバリ「やさしい甘み」です。
ほのかな甘みがジワジワやってくる感じがします。

一方、当店の白大豆(いわゆる普通の大豆)は「しっかりした甘み」という印象。
最初からガツンと甘みがくる感じです。

 

赤大豆は数が少ない大豆です。
そのため、いまのところ赤大豆の豆腐や豆乳は、店頭・百貨店催事のみ販売しています。
店頭では、当店の赤大豆で納豆屋さんに作っていた「赤大豆納豆」も販売しています(大粒でしっかりと大豆の味がします)。

 

オンラインショップでも販売できれば…と思うのですが、「赤大豆の味がやっぱり気になる…」という方は、お電話・ファックスでお品の発送のご注文をいただければ、と思います。
ご面倒をおかけしますが、よろしくお願い致します!!

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