端午の節句に「笹すずろ」はいかがでしょうか

葉桜がきれいだなぁと思ったら、急に暖かくなってきました。
鴨川では5月から床が始まります。
爽やかな風が吹くこのシーズン、気持ちよさそうですよね。


↑‘納涼床’と呼ぶには早すぎですが、このシーズンの床は風が気持ちいいです

自転車で出かけた帰りに寄った貴船神社のあたりでも、川床の準備が始まっていました。


↑これから青もみじが鮮やかになるシーズンですね

というわけで、どんどんできあがっていく床を眺めながら、毎日、豆腐を食べています。
冷やした豆腐を口に入れると、ちょっとひんやりして初夏を感じる今日この頃です。

端午の節句に「笹すずろ」はいかがでしょうか

いよいよ「平成」も、残すところあとわずか。来月には「令和元年」です。
今年のゴールデンウィークは、土・日を含めると10日続き。
(ちなみに、当店は通常通り営業いたします。お気兼ねなくご注文を下さい。)

そして、5月5日(日・祝)は端午の節句。
お子さまやお孫さまの成長の節目として感慨深い日です。
僕も、子どものときに、兜飾りの前で、新聞紙で折った兜をかぶって、ぷっくりしている写真を両親が残してくれています(もちろん昭和の頃です)。

また、「花よりだんご」という方は、“ちまきやかしわ餅を食べる日”かと思います。
新緑が鮮やかな今日この頃、笹や柏の色合いも心地よいですよね。

当店では、笹の葉でくるんだ豆腐まんじゅうとして「笹すずろ」を作っています。
「岩手みどり」大豆(青大豆)にでんぷんを混ぜてモチモチにした中に、甘く炊いた丹波黒豆が入っています。
そのまわりを、当店で作った生湯葉で巻いています。


↑笹すずろを半分に切ったところ。
 真ん中の黒いお豆が丹波黒豆。そのまわりのグリーンがモチモチの豆腐まんじゅう部分。
 そして、外側を生湯葉で包んでいます。

“豆腐まんじゅう”といってもお菓子のように甘みが強いわけではなく、青大豆が持つ自然な甘みが特徴。
冷やしてそのままデザートとして、また、わさび醤油を少したらして一品料理としてもお召し上がりいただけます。
(僕はは何もつけずにおやつ代わりに食べます。いわゆる“むしやしない”です。)

端午の節句のお祝いやパーティーのちょっと変わった一品としていかがでしょうか。
単品、もしくは6個入りのセットでご用意しています!

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