京都では、つばめが飛んで、つつじが咲きだしています。
いつも4月半ば過ぎに見ごろになる仁和寺の御室桜も、早くも満開とのこと。
ほんとうに駆け足の春になっていますね。
↑つつじが咲くとにぎやかな感じになります
青大豆と枝豆の違い
こんなに暖かい春になると、“ビールに枝豆がおいしい!”という方もいらっしゃるのでは。
僕も大好きな取り合わせです。
でも、大豆にこだわる豆腐屋の端くれとして気になることがあります。
「枝豆と青大豆、おんなじものだと思われていないか」と。
そして、「最近の豆腐の新商品で、枝豆や枝豆風味の豆腐をよく見かけるな」と。
当店の「青碧(あお)豆腐」にも使っている青大豆は、枝豆とよく似ています。
見た目も中身もみどり色。食べると香ばしい味。
でも、この二つは同じものではありません。
↑当店で使っている青大豆。「岩手みどり」という品種です。
枝豆は完熟する前の大豆になります。若い大豆です。
成長すれば、みどり色から黄色になります。
いっぽう、青大豆は大豆の品種です。つまり、成長しても青色のままです。
枝豆の味といえば、“口じゅうに広がる香ばしさ”かと思いますが、
青大豆の味は“香ばしさの中にも甘みが感じられる”ことかと思います。
ですので、青大豆はきな粉や煮豆にも使われます。
ということで、「青大豆と枝豆は違う」という豆知識でした。
(青大豆についてはこちらで詳しく説明しています)
今週は玉川で出店します
玉川高島屋では京都展に出展します。
春をイメージした工芸品や食べ物の出品がありますので、
ここではまだ春を楽しむことができます。
ご試食もあります。オンラインショップで気になるお品がある方も、ぜひ試しにお越しくださいませ!
玉川での出店の詳細です
◎玉川高島屋 6階催会場 『第33回 京の名舗展』
4月11日(水) → 4月16日(月)
午前10時 → 午後8時(最終日は午後6時閉場)
詳しい情報は玉川高島屋のホームページへどうぞ
https://www.takashimaya.co.jp/tamagawa/kyo_meiho/index.html
広告品:「わさび豆腐」(わさび粉入りの竹筒豆腐)
白地の竹筒の中でひとつずつ作る、わさび粉入りが入った青大豆の絹ごし豆腐。
竹筒に入ったみどりの見た目と鼻に抜けるツーンとした辛みが特徴。
醤油を少したらしてお召し上がりください。
↑青大豆がもつ香ばしい甘みとわさびの辛みとが合わさった、冷やっこの豆腐です