木津川の流れ橋

ハタハタの卵は“ブリコ”と呼ばれ、しかも色がカラフルと知って衝撃を受けた矢田です。
ハタハタなのにブリ、なのも驚きですが、
赤や緑や水色、茶色などいろいろな色の卵があるようです。びっくりです。

そろそろサイクリング・シーズンですが…

気が付けば、もう3月。
たまにある暖かい日には、春らしい空気を感じます。
今年も自転車で梅を見に出かけたい…と思っているのですが、仕事休みの日に限って天気は雨。残念。

というわけで、今回は去年の秋にふらっと出かけた“木津川の流れ橋”をご紹介します。

橋桁が流される橋です

“木津川の流れ橋”は、京都市より南を流れる木津川にかかる橋で、正式には“上津屋橋(こうづやばし)”といいます。
時代劇のロケにもよく使われるようなので、ご覧になったことがあるかもしれません。


↑渡りきると歩きで5分くらい。結構長いです。


↑宇治といえばお茶、まわりは茶畑です

この橋、何が変わってるかというと、大雨で川の水位が上ったとき、橋桁だけが流されるようになっています。

橋桁を橋脚に固定してしまうと橋全体が壊されてしまいます。
ですが、橋桁と橋脚を固定せずに橋桁だけ流されるようにしておけば、橋脚ごと橋が壊されることはなく、川が元に戻った後で橋桁を橋脚にのせれば修復完了。

「柔よく剛を制す」というか、「流されては直す、めげない橋」というか。


↑橋脚に橋桁が乗っかっています

流されすぎて…

ところが、近年の集中豪雨で2011年から4年連続で橋桁が流される事態に。
京都府も一時は予算の都合で撤去も含めて検討していましたが、
今は橋脚をコンクリートで補強したり、橋桁の高さを高くしたりして再建されています。
「ちょっと流れにくい橋」になりました。


↑流れ橋の入口にある標識


↑裏を見ると故・藤田 まことさんの名前が。必殺仕事人・中村主水ですもんね。

隠れた観光ポイントです

京都市内からはちょっと離れた場所です。
ですが、少し変わった橋なので、隠れた観光ポイントだと思います。
八幡市の石清水八幡宮や宇治市の方へ行かれるときは、寄ってみるのもいかがでしょうか。

これからの暖かくなるシーズン、嵐山からのサイクリングロードをたどって、
レンタルサイクルで行くのもアリかもしれません。
緑や畑の中を走る、ちょっと違った京都を見ることができます。

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