いなり寿司のレシピのご紹介

立春を過ぎ、暦の上では「春」になりました。
正直、まだまだ寒い日も多いですが、これから三寒四温で暖かくなるかと思います。
梅の季節も、もうすぐそこですね!


↑たまの晴れ間の鴨川。寒風で水面が少し波立っていました

初午(はつうま)といえば“おいなりさん”ですが…

さて、「2月に入って最初の午の日」は初午になります。
初午と言えば、「いなり寿司」です(京都では“おいなりさん”と呼んでいます)。
今年も、“初午に合わせていなり寿司のレシピのご紹介をしよう”と思い、カレンダーを見たところ………

「2019年の初午→2月2日(土)」

………既に終わっています。なんということでしょう。

でもっ!古くは「立春後の最初の午の日」が初午だったはず。
今年の場合は二の午になるわけだから、その日に合わせてご紹介しよう、ならば二の午は…、とカレンダーを見たところ………

「2019年の二の午→2月14日(木)」

………チョコレート祭りの日です。なんということでしょう。

とはいえ、季節の一品です

チョコレートの代わりにいなり寿司を渡す人は限りなく少ないと思いますが、季節の一品には違いありません。
お料理屋さんから当店へいただくご注文でも、2月は「いなり揚げ」がやはり多くなります。
午の日にかぎらず、ちょっとした集まりやホームパーティでも、いなり寿司は食べやすくて嬉しいですしね。

というわけで、京都の“おいなりさん”のレシピをご紹介します。
2月にかぎらず、ぜひ作ってみてください!

<お稲荷さん(2人分)>
1.いなり揚げを三角に切り、中を開いておく。
  *開けにくい時は、包丁の背でいなり揚げをトントン叩いてください。
   中の豆腐部分が崩れて開きやすくなります。

2.だし汁6に対して醤油1:みりん1:砂糖1の割合で加え、濃いめの味にして火にかける。
 沸騰したら1のいなり揚げを入れ、さっと煮て取り出す。

3.2の汁に干ししいたけを入れてもどし、汁気をきって刻む。
  しいたけ・角切りしたにんじんやごぼうを加えて、さっと煮る。

4.好みの味にととのえた酢飯に3の野菜を混ぜ、煎った黒ごまとちりめんじゃこを混ぜる。

5.2のいなり揚げに4の酢飯・適量をきれいに詰める。


↑当店のいなり揚げで作ったいなりずし。ぜひ作ってみてください!

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