初午(はつうま)とえば、“おいなりさん”!

先日、二条通で鴨川を渡ろうとしたら、橋のたもとに栴檀の実がなっていました。
なんか“ちょっと遅くなったクリスマスツリー“みたいな感じです。
それとも春節のお祝い…?


 ↑おいしそうですが食べられないそうです。残念…。

初午(はつうま)といえば、“おいなりさん”!

さて、“2月に入って最初の午の日”は初午。今年は2月9日(日)です。

初午と言えば、「いなり寿司」(京都では“おいなりさん”と呼んでいます)。
しっとり甘くジューシーに炊いたお揚げと酢飯がひとつになって、しあわせなひとときを感じさせてくれます。


 ↑当店のいなり揚げで作ったおいなりさん(レシピはこの後!)

というわけで、京都の“おいなりさん”のレシピをご紹介します。
初午に限らず、お花見のお弁当やホームパーティのメニューでも、おいなりさんは食べやすくてうれしいものです。
ぜひ作ってみてください!

<おいなりさん(2人分)>
1.いなり揚げを三角に切り、中を開いておく。
  *開けにくい時は、包丁の背でいなり揚げをトントン叩いてください。
   中の豆腐部分が崩れて開きやすくなります。

2.だし汁6に対して醤油1:みりん1:砂糖1の割合で加え、濃いめの味にして火にかける。
 沸騰したら1のいなり揚げを入れ、さっと煮て取り出す。

3.2の汁に干ししいたけを入れてもどし、汁気をきって刻む。
  しいたけ・角切りしたにんじんやごぼうを加えて、さっと煮る。

4.好みの味にととのえた酢飯に3の野菜を混ぜ、煎った黒ごまとちりめんじゃこを混ぜる。

5.2のいなり揚げに4の酢飯・適量をきれいに詰める。

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