「エンレイ」大豆について

昨日、お酒で酔っ払って動けない夢を見た矢田です。
体がアルコールを求めているのか、過去の記憶の再生だったのかは不明です。

満を持して、「エンレイ」大豆。

今回は「エンレイ」大豆をご紹介しようと思います。主にお揚げに使っている大豆です。

これまでにご紹介した「岩手みどり」大豆、「ミヤギシロメ」大豆、「音更大袖振」大豆、そして今回の「エンレイ」大豆で、賀茂とうふ 近喜で使っている主要な大豆が揃います。

言わば、“一軍”の大豆たちです。

タンパク質が多いのが特徴です

「エンレイ」大豆と言えば、タンパク質が多いのが特徴です。

いつものように、成分を表にしてみます。

品種(産地) タンパク質 粗脂肪 全糖 ショ糖
エンレイ 43.9% 20.4% 19.6% 5.7%
音更大袖振 40.3% 20.5% 23.3% 7.4%
フクユタカ 43.7% 21.6% 19.4% 6.4%

[参照元:http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_news/pdf/news45.pdf]

音更大袖振はこちらの大豆、フクユタカは豆腐作りによく使われる大豆です。

ここでご紹介したようにお揚げがぐぐーっと伸びるのは、タンパク質の働きです。

「エンレイ」大豆のタンパク質で、当店のお揚げさんはぐぐーっと伸び、また食べ応えのある食感になっています。

エンレイさん、大豆界のいぶし銀と呼ばせてください

「エンレイ」大豆は、息の長い品種です。生まれは1971(昭和46)年。

長野県の農業試験場で、「東山6号」という品種をお父さんに、「農林2号(シロメユタカ)」という品種をお母さんに生まれました。

16-1.エンレイ外観

大豆の新しい品種は、各地の農業試験場で、品種を掛け合わせて生まれます。

ただ、新しく出てきた品種も、5年や10年もすると後からやってきた品種に取って代わられていくことが多いと思います。

そんな中、「エンレイ」大豆は、生まれて40年以上になりますが、まだまだ現役です。

しかも、作られている面積は全国2番目の広さ(平成25年)。

作られている、ということは、求められている、ということ。みんなから愛されている品種の大豆、と言えると思います。

[作付面積の順位はこちらを参照 http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_tisiki/#Q6]

京都は春爛漫です

いつものように、本編とは全く関係ない京都お出かけ情報です(笑)

そろそろ桜も見納めかと思い、一度行ってみたかった原谷苑へ行ってきました。

金閣寺からさらに奥へ少し山を登ったところにあり、観光ガイドにもあまり出てこない場所です。

それはもう、もう圧倒的な勢いの桜でした。
16-2.原谷の桜

ほかにも、桃、木瓜(ぼけ)、しゃくなげ、雪柳や山吹など、色とりどりの花が咲き乱れてまさに百花繚乱、圧巻です。

16-3.原谷いっぱい

御室桜などはまだつぼみでしたので、これからでも遅咲きの桜は楽しめそうです。

ちょっと出遅れたけれどこれから京都へ花見を、という方は、いかがでしょうか。

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